エディタテーマ 実験的
Unity の Dark / Light の 2 択に、自分で選んだ配色を被せられるテーマ機能です。Blender のテーマ設定のように「役割ごとの色」を 1 セット決めると、エディタ全体のウィンドウ背景・タブ・ボタン・入力欄・選択ハイライトなどにまとめて反映されます。
設定は上部メニューの さたにあしょっぴんぐ/エディタカスタマイザー/Editor Setting で開くウィンドウの Theme タブから。
使い方

- 上部メニュー
さたにあしょっぴんぐ/エディタカスタマイザー/Editor Settingを開き、Theme タブで有効化を ON にする - プリセットから配色を選ぶ — ダークベース: Blender Slate / Nord / Twilight Purple / Sakura Dark、ライトベース: Sakura Light / Mint Breeze
- 好みに合わせるなら「このプリセットを元にカスタム編集」を押して、カスタム配色のカラーピッカーで調整する
色を触ると少し遅れて (0.25 秒ほど) エディタに反映されます。OFF にすると生成物も含めて元の見た目に完全復帰します。
シンプル生成 (1色派生)
色を全部決めるのが面倒なら、**基準色 1 つ選んで「この色からテーマを生成」**を押すだけでも作れます。明度の派生で全配色を自動生成し、ダーク/ライトのベースも基準色の明るさから自動判定します。生成結果はカスタム配色になるので、そこから個別に微調整できます。
テーマのベースについて
各テーマはダークベースかライトベースかを持っています。Unity 本体の分岐 (isProSkin) までは変えられないため、たとえばダークベースのテーマを使うときは Unity のテーマ (Editor Theme) も Dark にしておくのがおすすめです。
ベースの合わないテーマを選ぶと「Unity のテーマを切り替えますか?」とはい / いいえで聞かれるので、はいを選べばその場で揃います。いいえを選んだ場合も、設定画面の警告に切り替えボタンが出たままになるので後からいつでも合わせられます。
レイヤー構成
エディタの UI は世代の違う 2 系統が混在しているため、テーマも 2 層で適用しています。
- UI Toolkit 層 (常時) — 新世代 UI (Inspector や各種ウィンドウの大半) の色変数を再定義したスタイルシートを全ウィンドウに適用します
- IMGUI 層 (トグルで切替、既定 ON) — 旧世代 UI の面を塗るための USS ファイルを SCE パッケージ内の
Editor/EditorTheme/StyleSheets/Extensions/に生成します。Unity がこのパス規約のファイルを起動時に取り込む仕組みを利用しています。OFF にするとファイルは削除されます。以前のバージョンがAssets/SataniaCustomEditor/に作ったファイルは、次にテーマを適用したときに自動で片付けられます (パッケージに書き込めない配置のときだけ、従来どおりAssets/SataniaCustomEditor/StyleSheets/Extensions/に生成します)
このほか、リサイズ時にチラ見えする OS ウィンドウの地の色もテーマ色になります。
Preferences > Colors 連携
「Preferences > Colors にも反映」を ON にすると、SceneView の背景色とグリッド色をテーマから Preferences (Scene/Background, Scene/Grid) に書き出します。元の値はバックアップされ、OFF で復元されます。
テーマの共有
JSON エクスポート / インポートで配色を 1 ファイルとして受け渡しできます。エクスポートは現在使用中の配色 (プリセット含む)、インポートはカスタム配色として取り込まれます。
効かない領域 (既知の制限)
実験的機能です
エディタの色の全てが 1 か所から供給されているわけではないため、以下には効きません。
- アイコン — 色がテクスチャに焼き込まれているため対象外です
- 一部ウィンドウのハードコード色 — Profiler のタイムラインや Audio Mixer など、C# 側に直書きされた色 (Unity 内部に 59 箇所以上) は個別対応が必要なため、現状は素の色のままです
- ネイティブ描画部分 — タイトルバーやメニューバーなど OS が描く領域
また、Unity 内部にはスタイルを起動時にコピー・キャッシュするウィンドウがいくつかあり、テーマの切替や色編集の直後は一部が古い色のまま残ることがあります。スクリプトの再コンパイル (またはエディタ再起動) 後に完全反映されます。
再コンパイルを待ちたくない場合は、Theme タブの**「強制ライブ反映 (実験的)」**を試せます。Unity 内部の古いスタイルキャッシュをその場で破棄して作り直させる力技で、切替が即座に行き渡る代わりに、内部実装へ踏み込むため環境によっては不安定になる可能性があります (既定 OFF。「今すぐ強制リフレッシュ」ボタンで単発実行も可能)。
また、この仕組みは Unity の非公開機構 (StyleCatalog / エディタ用スタイルシート) の上に成り立っており、Unity のバージョンアップで挙動が変わる可能性があります。不具合を感じたら有効化を OFF にすれば完全に元へ戻ります。